⑰11/12 vs 真鯛、青物、根魚、アオリ スルー

うえじゅん

2017年11月14日 18:04

微妙すぎる予報。

最近、よく『美人すぎる』『正論すぎる』『神すぎる』とかいった表現を目にしますが、なんだか違和感あって好きになれない。それほどでもないやろーって感じのものが多いし。

だけども今回の予報は微妙すぎる。

風裏ピンポイントだけども、あまりにもピンポイントすぎる。
頼りの予報サイト、ひとつはマシでひとつはあんまり。
判断難しいなぁ~。

家で寝て起きて、予報の変化とメンタルで考えよう。

バッ!

なぜか妙にスッキリとした目覚め。
予報の方は現状維持。

あまりの目覚めの良さに、とりあえず行ってみることに決定。

プランとしては、
○浮けるなら安全第一。
○風が強いのなら湾内アオリ。
○浮けないくらいの風なら潔く断念。海を見ながら仮眠の後、干物を買って巨乳中華屋で昼飯食べて下道チンタラドライブ。

どれになっても行かずにいるより精神衛生上は良いでしょう。



行くと決めながらも迷いの道中、何度か予報を確認してみるも良くも悪くも変化なし。

そんなドライブ中、道の真ん中でシシ神すぎる立ち姿で雄鹿に見つめられる。


ナニ迷ってんのアンタ。

迷いを断ち切り現地着。
お、やっぱり。
こんな予報でもド変態のこの人は居るだろうと思ってました。
おはようございます、変態すぎるらずくん

回復傾向にある予報ということと、視認出来る範囲の海況は穏やかなので浮けると判断。無理せず安全第一で浮きましょう。
最近の釣況やら情報に無駄に期待を膨らませられて出艇6時。

まずは浅場でアオリ調査。
水深15~30mあたりを流してみるものの、予想に反して風がなく、潮も動かず、流されず、なのでティップも微動だにせず。
なんだろ、今日はダメですか?

しばらくやってから魚にチェンジ。
とはいえまだ早い時間の風予報は強くなってたので、用心して湾内で真鯛狙いのTGベイトタダ巻き。
良い感じに潮目が出てるのに、微風でちょびっと沖へ流されるだけ。

魚っ気がないの?
魚探の表層に微かに影が出たので水面を見るとイワシの鱗っぽいのがチラチラ。
スローにしたり、ハイピッチにしたりするけど釣れないパターン。
ジグを見ても見ぬふりでもしてるのかね。

さーて、どうする?

付近に見当たらないらずくんに連絡。
聞くと風もなく沖とのこと。
ならば沖へ行ってみますか。

確かに沖も風が弱く、突然の強風が吹く事もなし。
この時間でこれなら悪化しないと判断。
一気に沖の起伏目指して全速前進。7km/hちょいだけど。

ところが沖も風ないのはいいけど、さらに潮の動きも悪くベイト反応もなし。
先行のらずくんは逆に浅場へ行くそう。
どれが正解なのかわからないので、とにかくせっかく沖に来たのでしばらくは朝食摂りながらあるのかわからない時合い待ち。
その間、片手間でTGベイトを落とす。
ちなみに今日のブレックファーストはカツサンド。
勝つ!

世の中そんなに甘いこと

カツ!

あ、来た。
なんか雑な引きだけど、これはもしやエソかな?
外れろ~外れろ~。

見えてビックリ


真鯛かい!
40ちょいのベッピンさん。
デカくないけど欲しかったのでキープ。

ちょっと間が空いてヒット。
今度こそエソだろ。

なのに


マハタ。
30ないけど波動砲なんでキープ。

おや、もしや時合い?

TGベイトじゃなくてスパイVで底を重点的に探ってみる。
刻み方をいろいろ変えてみて、回転に合わせて大きくあおってフォールを入れたり。
何度かのアクションの後、ラインがフワッと緩んだんで食い上がり。
ラインスラッグ取ってファイト。
これはまずまずの根魚やね。
そう確信してたのに


ハマチだなんて。
45cmくらいかな。
真鯛、根魚、青物と来てバランス良いからキープだ。

風は一瞬強まるような吹き方があったけど、それもたいして強くなくすぐに収まり、潮も動きが悪く、流され方も穏やかな感じ。
晴れてるし寒くないし、漕いでも良く進むし、なんだよ釣り日和すぎるじゃない。
あんまり釣れないけど。

ここまでスロースキップのvib、CX、スパイVなんかを使ってたけど極光にチェンジ。
期待したひと落とし目、ジグの跳ね方なのか抵抗が少なくてなんか楽だな、と思った直後にガツン!

合わせ入れた感じではそこそこの重量感。

そんなに引かんなーと思ってたらグゥっとした突っ込み。
これはナイスサイズの根魚やね。
オオモンハタとかホウキハタかな。
出来たらウッカリじゃないと嬉しいなー、と思って他のに姿見えてビックリ


ヒラメやん!

ネットインなのかアウトなのかヒヤヒヤもんの取り込み。


口が堪らん格好エエね。

極光最高!一投目でヒラメ連れてくるなんて、上出来すぎるぜ。
この感じで次はナイスな根魚連れてきておくれ!

底を重点的に、あまりキツく跳ねさせない感じで動かしてたら

ガツン!

底から5m内、ヒラメと同じような重量感。
うんうん、ヒラメっぽい。
それならさっきより引きが強いし、これはサイズアップかな。

ヒラメと信じてたのに、上に上がるにつれて横に走る走る。
これって青物ですな。


ハマチからメジロに昇格。
なんだかパタパタっと釣れてきたんで、これからなのかと思ったけど、往々にしてそうならないものですね。

しつこく同じポイントを流し直したり、潮目らしきものに寄ったりするけど全く反応なし。

そうこうしてたららずくん合流。
二人掛かりであーだこーだと探りながら、でも昼上がりに向けて戻りながら、反応出たらジグを落としてみるものの、結果としてどちらの竿を曲げてくれるモノ好きな魚は居ない模様。


大漁旗での詐欺紛いの金儲けを辞めるよう説得しながら、正午を待たずに上陸。

片付け中に見た他の釣り人はアオリ狙いで、なかなか良いサイズを釣り上げておられました。

帰りは大型トラックの不可思議なタイヤの故障を横目にスウィーツ補給。


若干バニラの色が白さを欠いていることが気になりながらも、美味しく頂きました。


明るいうちに家に着いて片付け終えれると、ちょっと気持ち的にも楽ですな。







結果



真鯛 × 1匹
ハマチ × 1匹
メジロ × 1匹
ヒラメ × 1匹
マハタ × 1匹



アタリの数と釣り上げた数が一緒。
お土産的にはちょっとはカタチになったけど、もう少し反応あったりした方が楽しいなぁ。
とまあ贅沢を言ってみるけど、そもそも浮けなくても良いくらいの気持ちだったんで、浮けてラッキー、釣れてラッキーかな。

そう考えるとすぎる釣果かな。
この『すぎる』の使い方は違うか。
名詞の後に付けるのが今風なのかな。
だからってオチも何もない話ですが、たまには行って良かった、ってのもないとね。

らずくん、お疲れでした。
今度は大漁すぎる時にご一緒しましょう。

来週末は仕事で釣りお休み。
今年は秋の釣りを満喫してないなー。


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