⑮6/20 vs シーバス、根魚 やすえ姉さん

うえじゅん

2015年06月21日 15:24

いつものところへ行けばまたアレが釣れる。
アレ以外が釣りたいのよね。

そんな気持ちもあって、今回は未知のフィールドへ。




前夜発。

フ~、あぶねーゼ!

屁だろうと思って気を許してたらエライ事になってたゼ。

そんなこんなで今回も道の駅で脱糞、仮眠と幾多の試練を乗り越え現地着は4時過ぎ。

未知のフィールド、情報収集ともしも保険にお誘いしたなおさんと挨拶。
準備はあーして車はこーして、で完了。


お先です。

遠浅なんで若干被り気味になりながらも無事出艇。

ところが堤防あけて外海出たら竜ちゃんもビックリ!

聞いてないよ~!

ウネリまくりでところによっちゃ白波たちまくり。

こんな予報やったっけ?
バシャバシャ巻きまくってる白波を大きく迂回して進むことに。

今回の狙いはアレ以外。
前回いつもの場所ではジグに食って来なかったんで、手に取るのはライトジギングのタックル。

着底、ブルッ!?

来た!

ロッドを通して伝わるエナジー!

アレ以外に間違いない!







ちさっ、、、

でもアレ以外やし。

直後に来た!

このパワー!さっきのとは比にならない、、、ぜ?


から揚げ用にキープだぜ。

そうこうしてたら根から外れたのか何なのか、魚探は良さ気な感じやのに釣れなくなった。

この日のウネリは沖のふた方向からの複雑な関係。
スプール見たり、下見たりしてると酔いそう。酔わんけど。

それよりも、、、腹痛いです。
現実のウネリよりも痛くてデカイ波が来たら心折れそう、てか漏れそう。

そっちの波はなんとか凌げたけど、魚からの反応がサッパリ。

どうした、海!元気だせよ!という願いを込めて。


チューチューしてやる。

ココから時合い突入!

まさか願い叶った?

このパワーはアイツだな!






ちさっ!
君たちは果敢だね。


ポイして即、チューチューしながら底から5mくらいでガツン!

今度のは小さくない!

ん?アレではないけど何やろ?






わわわ、本命やん!

狙ってたくせに引きでわからず。
まぁかなり久しぶりやし仕方ないね。

ほんで




相変わらずちっさいけど。

もうちょい大きいの釣れてくれんの。

底の起伏がなくなってフラットなエリアに入った。

風はまずまずあるけど流されるスピードはちょうどいい感じ。
水深40m手前のフラットな地形ならアレが居そう。
うーん、どうしよ。

そうだ☆

アレでも食べ頃サイズならウェルカム。

するとあろうことか狙い通りにヒット!

う~ん、ライトジギングでのやり取りは少々ちっさいのでも楽しいわ。





ズキューーーーン!



え?

食べ頃ちゃいますの?




ドラグの調節して、引っ掛かりそうなパラアンカーの紐を避けて、無事ネットイン。









そうそう、食べ頃。鯛めしにもいけるかもね。
いけるかい!

どうしよ。
コレ持って帰った時の嫁さんの冷たい視線を思い、リリース?と迷う。
まさか、せっかく釣れてくれたのにそれはない!
しかもジグで釣れてくれたデカ真鯛。貴重じゃないの~。

という事でしっかり神経〆して血抜きしてのお持ち帰りコースへ。

この状況どうでんの?と思ってなおさんに電話したら時を同じくして真鯛ゲットと。
ということはまさに食いが立った時だったんでしょうね。

それからしばらくは反応なくなる。
結構流されたので、底に変化のあるところに漕ぎ戻り。

ここまでの釣果は全てコレ。

スミス(SMITH LTD) TG チビマサムネ

ライトジギングではコレがほとんど


なおさん情報によるとベイトは小サバということで、マッチザベイトなサイズだったのかな?

一方、鯛ラバはなぜか全くダメ。
ガシラなら鯛ラバの方がいいんちゃうの?と思うのに。

でもジグで釣れるんやしええやん。







ちっさいけど。

ガシラのほとんどは着底前後。
アコウはちょっと追ってきたかな~って感じ。

次のも追ってきて食った。

中盤もまずまずの抵抗やったんで何かなと思ったら


ナイスサイズ、しかも虫なし。
手尺で45cmくらい。こりゃ嬉しい。

底がフラットなエリアに突入。
ゴロゴロしてるところよりも魚探の反応は少ない感じやけど、何も出なくても釣れる時あるし。

ちょっと休憩兼ねて朝食タイム。
パンを食べながら鯛ラバを落とす。

この食べてる時にヒット!って結構あるけど、今日は残念ながらナシ。

でも何か釣れるでしょ?

粘っていると一度何かがジャレてきた。

そのまま巻いてるとまたジャレてきてる。

きっとちっさいのがネクタイ噛んでは逃げ噛んでは逃げしてるのかな?

と思ってクラッチ切って落としてる途中

シューーー!?

ライン出まくり。

指でジワジワブレーキかけてからアワセ入れてファイト!

おお、パワーから察するに食べ頃真鯛か?
でもその割に竿を叩かん。

何やろ何やろ?


さっきと同寸。こいつも綺麗なカラダ。

魚探の反応、ベイトなのか何なのかわからん時あるけど、これは明らかにベイトでしょ!って反応が底付近に出た。

これはジグで狙いたい。
しかもベイト食いにきたヒラメとかいるんちゃうの?

タックルをスローに持ち替えて

DAMIKI JAPAN(ダミキジャパン) バックドロップ

動きの切れが良いのもあるけど、塗装禿げにくいのも良いのよ。


こいつを1/1でしっかりと躍らせてみる。

すると一発目で

ガッツン!

アタリからの引きがめちゃ重い!

バキュン!と海面に突き刺さるロッド。

強めのドラグ鳴らして抵抗してきよる。

走らんし頭振らんし、これってもしや狙い通り?

ヒラメと信じて疑わんやり取りをして、ヒーヒー言いながらやっと見えてきた!







スレですか~い!
腹に刺さったフロントのせいで身が切れとるし。

こりゃ重いわけや。。。


でもでも、そういやクーラーの方が・・・

振り返って中身を確認する。

うん、入らん。

そこへちょうどハイエナのように寄ってきたなおさん。

「ここへ入れるとイイよ~」

カワイイ子を誘拐するおっさん。



ちょっと待て

9時を待たずに

早上がり?



いやいや、まだまだ小物用の隙間があるぜ!
そしてなおさんのクーラーがあるぜ!


漕ぎ戻って

メバル!写真撮り忘れ!


ちさっ!

バカにしてたら何も釣れんようになってしもた。
この一匹から約2時間、アタリも何もなし。
もちろん魚探には良さ気な反応出てるのに。。。

あかんな~、もう終わりかな~、と言いながらいっこうに終わろうとしないなおさん。
ま、今日は土曜日。
久しぶりに翌日も休みやし、ゆっくり浮いてもえーか。

11時にやっとヒット。


波動砲バキュン!

ベイトはコレやね。


カタクチイワシ。

それでチビマサムネがよー釣れるんやね。


ちっさいけど。

バカにしてたら今度は根掛かり。

ガッツリ掛かってもうたし、殊勲賞のチビマサムネをロスト覚悟で引っ張るとプスッ!と抜けた。
お~良かった。


♪あ~私の恋は~


さてさて、お昼を過ぎましたよ。もうそろそろ終わりましょうか?
と言うより先にもういっちょ向こう行って来るというなおさん。
粘るな~。

戻りがてら浅場で遊んでくか。

そしたら根魚たちが遊んでくれた。




ココでもイワシ。


メバルは嬉し!




上のも目の近く。痛そ~。


まあまあ。


ポン級には遠い。


まさに入れ食い。

なおさんがやってきたら時合い終了。
デカくないけどこんだけ釣れると楽しいわ。
スケベ根性出してもういっちょこういうのないかとやってみるけど、そう美味しい話はなし。

やっと終わりを決めたなおさんに続いて上陸は13時20分。


堤防、砂浜に釣り人のいるのどかな風景。

おっさん二人、海のある生活に思いを馳せながら帰路へ。






そういや腹の調子はどうよ?

それは忘れずやってきた。

気を許したらエライ事になってたぜ。

寂れたPAなのにウォシュレットで事なきを得る、と。

煮付けサイズを欲しがっていた友人宅にお届けしたりして帰宅したのは19時過ぎ。
家着いて気を許したら腹まで緩くなったし。


怖かった~☆






結果




真鯛    ×  1匹 75cm
シーバス  ×  2匹 65cm
アコウ   ×  6匹 最大45cm  
ガシラ   × 12匹 最大25cm
メバル   ×  2匹 最大22cm
アイナメ  ×  1匹 28cm

根魚、小さいのは基本リリース。口から出てたりリリース失敗のものを持ち帰り。
 



そう大きく釣果は変わらないだろうと思ってた。確かにいつもの場所と魚種は大差ない。
ただ、アコウに虫がぜんぜんいないのがビックリ。

ウネリがなければもうちょっと沖へ、あるいは出て左へ行きたかったのだが、海況的に諦めざるを得なかった。
なのでまだまだ未知数。

翌日休みの土曜に、海況の良い予報なら行ってみようと思う。

とはいえここも海水浴場。
海開きの7月は間近なんで現実には海水浴シーズン明けてからかな~。

今回はチビマサムネがアタリまくりで、それ一辺倒って感じだったけど、こういう状況でもそればっかりでなく違う事試すようになれんとあきませんな、と今になって反省。
むしろ忍ばせてたサビキを使ってたらメバルがもっと釣れてたかも~、なんて。


来週末は予定では釣りお休み。
天気は晴れで海が大荒れになる事を祈るばかりです。


あなたにおススメの記事
関連記事