⑬9/8 vs アオリ 針の穴

うえじゅん

2013年09月11日 22:04

来週、そして再来週の三連休、あろう事か釣りに行けない可哀相なボク。
かくなる上は何としてでも今週は行かねば!

しかし土曜日は仕事。
となると日曜日のワンチャンス。
それならマイフェイバリット浜で血を吐くまでやってやろうじゃないの!



土曜、午後 ・・・

ファッ⚪!お天気野郎!?
何勝手に風強くなってんだよ!(怒)
しかもかなりの雨にウネリも出そう。

釣行断念。

のハズなく、予報図凝視して浮けそな場所探し。
この際雨は覚悟。
風裏になってウネリがマシそうなところは・・・候補地3つ。
しかしなんだかアッチでもソッチでもなく、ココしかない。ピンポイントでココ!
気のせいかも知れんけどそんな気がする。
そんなテキトーで危険なニオイプンプン釣行になおさんも参戦。これは心強いぞ。


道中かなりの本降りで不安が過る。

明るくなるのも遅いやろうと、いつもよりゆっくりの5時過ぎ現地着。
到着する頃には雨も小康状態。
雨対策で上下パドリングウェアを着込んで出発は6時。



まずは浅場のアオリ調査。
水深20mあたりからスタート。
この水深でも沈下速度優先でスクイッドシーカー3.5号の30g。
風はあるけど潮は動かず。


おはようございます。

続けて投入。おや?潮動いてないのにさっきとエギの流れが逆だで?
風向きが落ち着かん。
なんにしてもティップラン、やりにくー。
でも


おはようございます。
ポツポツ釣れるけど、やっぱりティップランは上手いこと艇が流れんと。
風裏だからか、風が巻いてる感じ。
あっちやこっちやと目まぐるしくったらありゃしない。
そんなら流すのやめ。
下に落としてスパイラル釣法の真似事や。

お、コレ正解。


平均胴長12、3cmと型は良くならんけど数が上がってきた。
ってもなかなか。8時半くらいまでで約20杯。


こんなんも釣れたし、ここで一旦アオリをやめて、沖へ魚狙いに移動。
なおさんによるとココは水深70m以上が熱いそうで、波風共に穏やかになった大移動チャンスタイムを逃すかと、パド練兼ねて漕ぎ漕ぎ。



予報より早く雨上がり。
70mラインを越えてなおさんの近くで魚狙いスタート。
ココの魚戦、苦手なんでまずは鯛ラバから。


シーーーーーーーン。


え?何?ジグでよう当たってくる?
ほなジグにしよ。



シーーーーーーーーーーーーーーン。


あかんやん。
来る途中の水深65mくらいで魚探に何か写ってたしそこ行ってみよ。
漕ぎ漕ぎ〜〜〜〜っと、ここらかな?
と思った矢先にコール。

『バケモン掛かった!?』

すぐ行きます!と伝えて鬼漕ぎ。


グッサーーーー!!!っとロッドが海面に突き刺さってる。
前にもココでバケモン掛けてライン全部出されてラインブレイクしたらしいってこの際更新されないであろうご本人に代わって解説しておこう。

前回のバケモンはスローで160gの闘魂バックドロップに底から20mくらいでガツン。
ソルティガのガチガチドラグは全く止まる気配なく、指で抑えようにも熱を発しながら出て行く4本撚り2号のPEラインをただただ見守るばかり。
最後はなす術なく200m全て出切ってからのライン高切れでサヨウナラ。
これを教訓に今回から8本撚り300mを導入。
さすが高いだけはあって、4本撚りにはなかったスムーズなラインの出は快感。
前回より100mプラスと、ラインの滑りからラインブレイクの心配はなし。
ドラグ出されるけど、前回ほどのバケモンではなさそう。
ちょっとずつだけど応戦。
沖へ走ったり岸向いたり、巻いては出され、出されては巻いてとかなりのトルク。
ジワジワ巻ける時に巻いて、徐々に上がりだした。
残り50mくらいからラインがかなり斜めになって、そろそろ正体見えそう。
と思ったらまたライン出される。
走りが止まった。今や、巻け巻け。


プスン。



残り20mくらい。無念のラインブレイク。
ブレイク箇所はリーダーとOリング部分。
結び方に問題やったのか、、、




という事で残念ながらなおさんの謎のバケモンの顔は拝めず。
何だったんでしょうか?
前回はサメ、今回はデカい青物と大胆予想してますが、しかしおるんですね~。

さて、そんななおさんの横で真似てジグってみてるけど、対称的に全く魚信のない自分。
ジグの重さなのか、はたまた動かし方なのか、?が?を呼んで釣れる気がせん。


そういえばこの頃には朝方の天気が嘘のように雲間から太陽が顔を出し、風もなくなって暑い暑い。
パドリングジャケットを脱いで、そういや初めての半そでスタイル。

うーん、釣れない。
釣れないけど水面を何かに追われてるのか、ペンペンの群れが飛びまわってるんで何かはいるんやろうけど釣れないのよその何かは。
ジグに自信なくしてまた鯛ラバ。

アタリなし。

アタリがないから眠くて眠くて、気付けば着底、巻く手が止まるってのがたびたび。
こりゃいかん。やっぱりジグに変えようと高速回収中にドン!

キタ!


やっぱり。

ジグに付け替えてフォール中、中層でラインがフワリ!

キタ!


わかってたよ。

あまりに釣れないんでなおさんオススメの深場を後に、と思ってなおさん見たらまた竿が突き刺さってるし。
本日2回目の鬼コギで寄ってみると、なんとデッカイマハタゲット!やるな~。
そういやその前にはジグでデカアジ釣ってるし。
この人のココでのジギングには敵いませんわ。

これに続けとちょっとやってみるけどやっぱりカスリもせんので今度こそ深場を後に。
水深55mあたり。
真鯛いそうな水深じゃね?
釣っちゃうよ~!




人間諦めが肝心。
釣れるアオリを狙うとします。
時間は11時前。
予報では昼過ぎくらいから風が出てくるはずで、それっぽい向きで風が吹き出してきた。
朝と違って流されるのでやりやすい。


ほいほいほい。


ほほいのほい。


理想の触腕掛けも出来た。
よしよし、ここから量産や!ザクや!と思ったら風が強くなり出した。
小刻みな波に兎が混じって、流されるスピードが早すぎる。
そんでも魚が釣れん鬱憤を晴らさんと奮闘。


浅場はちっさい。

魚もアオリもそこそこ満足で早く上がりたそうななおさんの視線に気付かないフリして強風の中粘って粘って13時、おそらくキープ40杯ほどで終了としました。


上がって片付けだすと、北の方から雨雲が近付いてきて、終わった頃にポツポツ。
おおう、グッドタイミング!

ダッシュボードの上でホットになったコレ飲んで、のんび〜り帰りました。





結果



アオリ × 約40杯

5杯一袋が7袋。それでも一袋に5杯入れるつもりが6杯入ってるのも3袋。
もちろん小さいので触腕掛かりしてないやつはリリース。。
魚釣れずにちょっと不満も残るけど、当日の天気予報の読みだけは見事だったようで、他の候補地だったら浮けてなかったのを考えて満足することに。
まさに針の穴のような天気。浮けただけでも満足満足。

でもこの先2週間のこと考えるとイライラ~!

荒れますよーに!


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