⑬4/13 vs 魚 奢侈禁止令

うえじゅん

2013年04月14日 19:03

貧果、貧果、ボーズ、ボーズ、爆弾低気圧・・・素敵なバースデーマンスをありがとう。
おかげで最近はこんな感じ。





わかってますよ。ぶたなくったって行きますよ〜。

さて、ハードルは低い低い、むしろ障害物競争みたいに下くぐる勢いで挑んだ今釣行。テンションも低い低いぜ!

出発はいつものように前夜。
若くないのか燃えてないのか眠くて眠くて。途中2度の仮眠を挟んで到着は3時。
以前なら待ち切れなくて役に立たなかった携帯目覚ましに今回は殺意を覚えながらなんとか起床は5時。
起きてみて少し(汗)。5時ってめちゃめちゃ明るなりましたな。来週からは4時半起きにしよう。嫌やけど。

準備中に携帯から聞き慣れない着信音。

淡路島で震度6弱(汗)。

離れた場所とはいえ、念のため安全確認。

そして準備整い6時。
うえじゅん、浮きまー・・・ガコン?!
下手コイてクーラー倒れて認識旗も海にビション(汗)。
濡れて広がらん旗そのまんま仕切り直し。
うえじゅん、浮きまーっす!


風のおかげで広がってくれたダイソーバンダナ。


まずは湾内、浅いところから鯛ラバ、スローピッチで偵察。・・・うーん、異常なし。

早いうちは外向きの風。流されるのに任せて水深増やすけど魚探も魚信もありゃしまへん。

油断してたら7時の方角から敵機襲撃!6時47分やけど。


グワジン?!
慰め上手なこの子は大好き☆と思ってたら口からボヘッ!
消化しまくってるけど“毛”を確認。毛?・・・ていうたらウミケムシ?口のまわりボーボーなんすけど(汗)。

海底の変化あるとこ、潮目のよさ気なところ撃っていくけどあかんなぁ。


ミノフスキー粒子が濃いのか海面は煮立たせたコーヒー牛乳のマクみたいのだらけ。
まあ魚探は正常やけど。

朝しばらくは沖へ、それから横向き、そんで昼前に湾内戻すって予報の風。それも午後からは強なる。
湾内がこんな状態なら今のうちに湾外攻めてみよか。あかなんでもまだ時間も早いしえーやろ。
いつも痛い目見る湾外。でも磯釣り師と船を見ても湾内より湾外がえーように見えるし。それに沖には結構な鳥がおるし。


後押しありがとう。

ちょっと出て水深50mちょいでまずは様子見。
鯛ラバ、スローピッチで偵察。

バシャ!バシャバシャ!!!

ん?ちょっと離れたところで何か跳ねてる。何かがベイトを捕食してるっぽい。

ブリ?

スピニングタックルに付いてるジグそのままで投げてビックリ?!

釣れん。。。

単発でバシャバシャあるけど、狙って撃つもんでもなさそうやしやめ。
普通にタテのジギングしてみる。でもまぁそううまい話はない。
カプリスでスローピッチにチェンジ。その回収中に上の方でカツン!
乗らんかったしもっかい落としてゆっくり巻いてきたらビンゴ!

通常の3倍のスピードで横に走りまくり、たまにビビビ!とくる。奴か!?
見えた魚体は赤でなく青いぞ。グフか?いや、サバですサバ、サバ。

ネットで上げたけど暴れまくって忙しないし写真なし。
すぐにジグ落として、ワンピッチのジギングでヒット!


ゴマサバやけどナイスサイズ。

そんなに大きな群れとはちゃうみたいなんで魚探の反応もたまーに出るくらい。
ゴマサバ以外のデカ青物に期待してスピニングのジグを滅多と使わん旧型サクリファイススティックに付け替えたすぐ後に近くの水面でバシャバシャ!?
こんなん投げんのあかんやろうけど、ダメ元でホイッ!

表層やや下をシャクりながら引いてきたらガツン!


あらま、釣れた。
ゴマサバ以上はおらんかいね。

でもよしよし、3本あればえーわ。
他の獲物、出来ましたら立派なのを求めさらに沖のあの根を目指そう。


いつの間にやら足元にいたコヤツを逃がし、チンタラ漕いで突如現れる30m級の立派なモツコリに到着。
あんまり潮が流れてへんけど、ぶつかる側の方が魚探もザワザワ。

モツコリ手前までをスローピッチで偵察。
すると底付近で何かがヒット。針の掛かりが悪いのか、おそらくスレか、やたら抵抗あって引くけど、途中のビビビ感はアレですか?


その通り。

モツコリに入るとスローピッチではリアフックで根掛かり率アップなんで控えおろう。
代わりに鯛ラバ、インチクを着底ドキドキで撃ってみる。


無抵抗。出すぎたマネを・・・仕方なくキープ。


立派な根魚らしい重〜い感じ。パイレーツ遅巻きにて。

インチク反応良いぜ!ってんで流し直して集中攻撃。

そしてそれは突然訪れる!
着底巻きだし即ヒット!

・・・ムムム!巻けない。根掛かり?いや、巻ける、巻けるぞララア。
でもめちゃめちゃ重い。めちゃめちゃ重いけど引かん。
魚ちゃうのか?となると石とか珊瑚とか?
何を期待してるのかわからんけどワクワク。そして見えた!

モンスターアオリ?!?!?!

・・・ちゃう(汗)。


藻に絡まったゴミライン。

せっかくなんで藻を外してゴミライン、おそらく10号くらいのリーダーをお持ち帰り。キープクリーン!

その後、大物の回遊を期待してジグにチェンジでシャクシャクシャク。


狙ってるものと全く逆でしょ。絶命気味でキープ。

何度も何度もモツコリを撫で回し、時計を見ると11時。風はほぼ予報通りの向きと強さ。
うーん、湾内よりも反応はあるからええけど、これ以上のモノが釣れる気もせんし湾内方面へ戻ろう。

湾内戻ってあちこちでジグ、インチク、鯛ラバをお見舞いするけどやっぱり反応なし。
うーん、なんで?
この時期のっこんできてるハズのあの赤い彗星はどこにおんの?ていうかそんなのは高望みですか?
それならと平たいのを狙ってみたりもするけど、ぜーんぜん。
誰かが長嶋茂雄ばりにウミガメ遭遇エピソードを熱く語っていたPあたりも攻めてみる。
するとなんと

プカ・・・キョロキョロ・・・プカ・・・キョロキョロ

ウミガメに逢えました〜☆

これに気を良くしたのかどうかはさておき13時、予定より1時間長く浮いてたけどこれにて終了。
夜寒かったくせに、さすがにもう春本番ですな。暑い暑い。片付け終えてウェア脱いだらすごい(汗)。
モツコリ撫でて終わったらビッショリ。健康健康。

睡魔や渋滞の攻撃を受けることなく無事帰還は18時過ぎ。





結果



ゴマサバ   × 4匹 最大43cm
マハタ    × 1匹 33cm
ホウボウ   × 1匹 34cm
ガシラ    × 1匹
アヤメカサゴ × 1匹


現地でお会いした方々も同様に厳しい結果だったようで、なんだか釈然としない釣果・・・いやいや、3月から比べたら大満足。魚の引きも堪能出来たし出来過ぎなくらい。この満足感、偉い人にはわからんのですよ。
3月は我慢だったので4月は奢侈禁止をテーマにするとしよう。
さて、次回は真鯛にブリといきますか。


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