今回はこの連休に何年か振りに兄ファミリーと弟ファミリー、そしてうえじゅんファミリーが実家に集合する事となり、その為の食材確保の命を受けてないけど行ってきました、グラスパーグリップという名のフィッシュグリップの眠る地へ。
真鯛を釣ればミッション、そしてリベンジも果たせる一石二鳥な釣行。
いつものように下道タラタラ。道中、一鹿二狸の仏様を拝み予定通りの5時半過ぎ着。なんまんだぶ。
カヤック降ろして着替えてタックルセッティングして6時過ぎ。
おや?爆睡してる今日のパートナーを起こし、『鯛釣るぞ〜!』『エイエイ央!』
でお先に。
大潮の満潮ちょい過ぎの7時に出陣。
今日の予報は晴れ。しかも風はほぼ一日弱いときた!それなら一日浮いちゃうぜ!
とりあえずパートナーが来るまでは浅場で何か釣れんやろか?
評判良いけど使用頻度が少ない
ダイワ(Daiwa) TGベイト100これのマイワシ。品切れ中ですね。
これを付けて
メジャークラフト オフブロー セミロングモデル OB−S64/4これのS64/3。あれれ、2と4あるのに3はありませんな。
シマノ(SHIMANO) 09’ツインパワー 6000HGこれこれ。
このタックルでシャク!シャク!
コッコンッ!ガブッ!?と何かがヒット。でもこのタックルには物足らな過ぎる獲物。
定番。ココでのコイツは王将で言う餃子。とりあえず一人前。
その後全く反応ないんで底が砂のあたりまで小移動。こっからは真鯛ロックオンで鯛ラバメイン。
シマノ(SHIMANO) 炎月BB B661この写真では売れんでしょ?お手頃で曲がり方もお気に入り。
シマノ(SHIMANO) オシアカルカッタ 201HG鯛ラバなんでPGの方が良いんでしょうか?でも個人的に比較的早巻き派なんで。
ジャッカル(JACKALL) ビンビン玉ヘッドの色はあまり関係ないような気がします。
ネクタイはゴールド、ピンク、オレンジ系のグローやラメ入りのを取り合わせの2本掛けをローテーション。
予報でマックスの沖へ掃き出す3mくらいの風とは反対の潮で、時速1km未満で沖へジワジワ。
たまに何かがお触り。粘って攻めて犯人確保!
餃子1人前追加。
たまに触ってくるのはほとんどコイツっぽい。
遅れて出てきたパートナーと情報交換。ダメ?こっちはネクタイお触りは多いよ。真鯛とはちゃうけどね。
と思ってたら竿叩く獲物がヒット!よしよし、まずはチャリコから。
あれれ?マッチョなホウボウ。またしても餃子追加。これで3人前。
活性は高いっぽいんで望みを捨てずに続けてると、またしても竿叩く獲物がヒット!今度こそ!?
またまたマッチョの餃子君、4人前。
いや、そろそろニラレバとか皿うどん頼もうや。そんな贅沢言ったら反応なくなってきた。
小さいアタリはあるけど、ぜんぜん乗らん。そして1時間後、やっとこヒットは
ココではお初。小さいけど絶命しちゃってるんでキープ。
相変わらず渋い状況のパートナー。
11時。風もほぼなくなり干潮12時を前に早くも潮止まり。
鏡面仕上げの海況に、カヤック日和である事だけに喜び、行き先に戸惑う二人。
うーん、はっきりわからんけど、起伏のあるあっちの方の沖のポイントでも行ってみよか?
道すがら少し変化のあるところで良型ガッシーを上げるパートナー。それに対してこっちは全くアタリなし。
ツヤピカ。
そのうち干潮を迎え、しばらくは釣れないタイムを覚悟。普段は沖へ出る風が強いココで、ベタ凪無風でこんなところまでカヤックで来れただけでもえーわな、とか言って慰めあい。
そんでもって無風だけど岸に向けてジワジワ戻されてる。沖へ出されるより安心感あるよな。
巻いてるとえらい底潮が効いてる感じ。
たまーにめちゃめちゃ良い反応が出るけど鯛ラバは全く無視。それならジグか?と
テイルウォーク(tail walk) SNATCH C66Light Jigclass80F入荷待ちですわ。
シマノ(SHIMANO) 12オシアジガー 1501HGえーですわ、これ。
エバーグリーン(EVERGREEN) オーシャンフリート カプリスこれのゴールドパープルの100g。ていうか品切れ多すぎですよ、ナチュラムさん。
この組み合わせはモンスター成敗した時のだぞ!
でもだからといって何かサプライズが起こるわけなく、それどころかアタリもカスリもなし。
品薄のお気に入りカプリスが根掛かりとかしてロストしたら嫌やしやーめた。
一方、鯛ラバに戻してみると何やらアタリっぽいのはある。けどどれも小さい根魚かおそらくホウボウ。
潮止まりやしあかんやろ。でも今まで潮止まりであかんって思った時に結構釣った記憶あるよな〜、なんて言いながら巻いてると
コンコンッ!ギューン!?
うわ、言うたら釣れた!
ホウボウとは明らかに違うメリハリのある叩き方にパワフルな締め込みは良型真鯛確定!
しかし、巻いてくると一緒に寄ってくるやつが・・・。
ドリフトアンカー。
邪魔じゃ!どないしょ〜!
するとパートナーがドリフトアンカーを取り押さえ・・・切れず、結局邪魔しに来ただけ?
紐が竿先に絡んできたけど、幸いしっかりフッキングしてたようで、ちょっとモタついたけど無事にランディング!
妨害に屈さずゲット〜!
あー嬉し!顔ニヤツキまくり。
唇の皮に1本やけど、貫通してて硬い部分やったんでセーフ。
喜ぶのもそこそこにして、すぐさま血抜きしてから鯛ラバ落とす。
おそらく今は食いが立ってる時なんちゃうの?
するとビンゴ!またまたヒット!でも今度は真鯛じゃない。
暴れないけど、やたらと引き重りがある。なんじゃなんじゃ?
またまたホウボウ。餃子やったらもうええで、なんて贅沢は言わない。
コイツらは水中で羽を広げてるし重いねんな。そんで水面近くなってきたらまるで飛行機みたいに旋回しながら上がってくるし。憎めないね。
これまたすぐに血抜きして鯛ラバ再開。
ちょっと沈黙。そしたらパートナーに何かがヒット!よし、今がまた時合いや。
と思ったらほんまにヒット!
竿先ズッポーーーーーッン!からのドッギューーーン!?
おお、これも真鯛。ひょっとしたらさっきより大きいかも。
さっきのもそうやけど、ここの真鯛は超元気。バンバン!ギャンギャン!めちゃめちゃ楽し〜!
今度はドリフトアンカーの妨害もなくうまく取り込み成功。
さっきとほぼ同寸。それにしてもよー引くしもっとデカイかと思ったわ。
これも唇貫通。
よーし、もういっちょ!速攻血抜きして鯛ラバぽちゃん。
小さいアタリがコツコツ!
乗った!と思ったら外れて、落とし直して今度はヒット!
グーーーンと妙な抵抗感で、グルグル旋回なら間違いないね。
6人前目に突入。2匹目以降はどれもマッチョ。食べ応えあるで〜。
気付けば水深36mまで戻ってる。ここは水深ないけど、逆に浅いところで釣れてくれるんで楽チン。
それに浅いところの魚は終始抵抗してくれるしやり取りも面白い。
先に漕ぎ戻ってるパートナーを追いかけて再度沖へ。
予報通り風も波もぜんぜんないし、パドリングもダイレクトに推進力に変わってる感あって漕いでても楽しい。
さっき釣れたポイントに浮いてるパートナーのそばへ寄ると、ちょうど真鯛をゲットしたところ。
やっぱここらが良いんやね、という事ですぐに鯛ラバ落としてみる。
さっきよりちょっと潮が緩くなったかな?落としてちょっと漕いでバックしてラインを斜めにしてやって、落として巻いて落として巻いてでコツン!ガンガン!
おおう、これも真鯛やけどサイズは小さいな。
キレイなチャリコ。塩焼きにピッタリサイズ。
出来すぎな釣果に満足しながらもまたすぐ落とす。
するとお触り、なんじゃなんじゃ?
落とし直して食え食え食え!でヒット!
うーん、このビビビン!という感じ。良く考えたらわかったけれども、この日は存在を忘れてたね。
エソ吉。
この後は漕ぎ戻りながら魚探に反応出るところでちょこちょこ攻めながらも何もヒットしてくる事なく、15時半過ぎに上陸。よー漕いだ!
太陽が山の向こうに顔を隠す頃に片付け完了。
漕いで、片付けてたら暖かかったけども、さすがに太陽が隠れると肌寒い。
寒い時にはやっぱりカップ麺。そしてパートナーオススメの『コンソメスペシャル』。コンソメ好きにはたまらんね〜。これのビックバッグあんのかな?
帰りももちろん下道。日が暮れて間もないっちゅうのに狸一鹿八くらいおって、しかも狸はヒョコヒョコ出てきて危うくペッタンコにするとこやったし。
そんな事もあってやっぱり安全運転で21時、無事帰宅。
よー遊んで疲れた!
結果
真鯛 × 3匹 (54×2、38cm)
ホウボウ × 7匹 最大41cm
マハタ × 1匹 26cm
おや?写真撮り忘れてたのか、餃子もう一人前追加の7人前でっしゃん、ホウボウさん。また太いし。
鯛ラバメインで良型真鯛を狙って釣ったのって久しぶりちゃうかな?しかも複数枚とは上出来上出来。
大潮で、出てすぐは満潮から下げで良い時間帯と思ってたけどあまりパッとせず。逆に干潮前はほとんど動かなかったのが、干潮あたりから底潮が動き出してポンポンと連発。魚の反応もこの時が一番良かったし。
根まわりっぽいところでは底にチラチラと反応出たけど、その時は何も釣れず。
起伏の激しいところではベイトボールっぽいのが何度かあたけど、その時もアタリさえもなし。
ほとんどが魚探に反応ない時に釣れたし。よーわからん。
前回が魚の反応も釣果も、そしてロストもあってビミョーだっただけに、好釣果で終われると達成感と満足感はひとしお。
これも一人だったらどうだろう?粘れたやろか?沖まで出たやろか?
いやいや、やっぱりパートナーあってでしょう。
良きパートナーのお陰でございます。
ありがとう、
ycosちゃん。またヨロシク。
さて、明日の下ごしらえでも始めるかな!