12/23 vs 真鯛、青物 No Fish,No Life

うえじゅん

2012年12月24日 17:21

やっとこカヤック男子。



最近、ソロ浮き注意報が出てるんで、先週果たせなかったニコイチ道中バラ浮きで。
集合場所には前夜発の着。そういや途中で赤ターポン積んだあの人の車目撃。どこに行ったんすか?
迷惑電話に悩まされながらもドッキングタイム前まで何とかまずまずの仮眠時間確保でスヤスヤ。
時間になりマイドッキングパートナーイズマイブラザーふなさん。ふなモノをじゅんカーに積み込みふなじゅん号いざ出発。

道中の車内での話題は先の衆議院選挙の自民圧勝について。話は国内に留まらずシリア情勢、そして北朝鮮のミサイル問題にとワールドワイドになるはずもなく、相変わらずの低次元な内容。
内容は差し置いて、同乗者がいるとあっちゅう間ですな。
予定より早く着いたんでしばらく仮眠。狭いけど寝れるもんだ。

6時に外出てそういや結構お久ななおさんとご挨拶。
海の様子見に行ったらあらまお久しぶりのAさん登場でご挨拶。
そして一言、


A氏「最近ぜんぜん釣れんよ。。。」


これからっちゅう時に・・・でもむしろ変に期待するよりえーか。

まだまだ不慣れなんで準備に手間取るけど予定の7時に無事海上へ。



波は思ったほどなく、風も穏やかで、太陽が顔を見せたら釣り日和よ。
まずは岩場の切れ目辺りから根モノとフラット系狙いでスローから。

・・・。

鯛ラバに替えても依然反応なし。
近くに来たAさんはアオリ確保と。しもた!アオリタックル持って来てねーや。
ジグに鯛ラバ、手を替え品を替えあれこれやってみるも全くのノーバイト。
魚探に反応も、そしてお触りさえもなし。
こりゃ魚おらんで。

そして忘れもしない開始から2時間半後の9時35分
なんだっけな、ジグだっけな

ゴツ!・・・。

以上。。。

そしてまた釣れない、当たらない、触られない時間へ。
ずーっと湾内でやってるけど、湾外でやってるみんなはどうなの?

めちゃめちゃ暗い声。あかんね。

ほんなら岸寄り岩礁帯、20mくらいまでを攻めてみるけど全く。
何よりも潮がずっと動いてない。風はたまに吹いてもジグに鯛ラバはまっすぐ上がってくる。
うーん、辛抱たまらん!釣れんって言ってるけど外の方が潮は動いてるやろ!

ロマン求めていざ外へ!

すると沖から泥船が・・・と良く見たらふなさん。なんだか全身から負のオーラを撒き散らしてるけど。なるほど、そらご愁傷様です。。。
ほどなくなおさんも戻ってきて、釣れん!という言葉を聞いたのに、なぜか沖へ。

ポイントまではあとちょっと。何だか風と波が強くなってきたけど、せっかく来たしもうちょい。
やっとこ到着、だけどもめちゃめちゃ荒れてるんですけど。。。
とにかくちょいっとだけとドリフトアンカー入れてジグ落とすけど、ひと巻きしたらもうジグは遥か彼方。
こりゃあかん!
すぐにアンカー上げて撤収。でも真横からの波風でぜんぜん進まん。
白波もてっぺん三角がグシャグシャ。ゴムボでも中に入ってくるかなりの危険な状態。

なんちゅうアホな事したんやと後悔するけど、とにかく漕ぐ手を止めずにひたすらパドリング。
波風は岸に向かって真横。戻りたい方向はそのナナメ45度の風上方面。とにかく岸へ寄ろう。
かといって真横に向くと危ないんで艇をナナメ向けて漕ぐけど、GPS見たら実際進んでるのは岸に向かってまっすぐ。
おそらく30分くらいかけて岸寄りに来て、そこから岸に平行に波風に向かってまっすぐ進む事に。
磯には釣り人が数名。ヒーヒー言って漕いで、横見たらまだそこには磯釣り師の姿が・・・。

ウゲー、進んでねー(汗)

それでもこれは自分が選んだ道!負けるか~!?

力を入れすぎず、でも戻されないようにセーブしながらピッチの細かいパドリングに。
おそらく漕ぎ出してから45分、無事に岸寄りの風避けになるところまで戻ってこれて、湾内を見るとなおさん、ふなさん発見。

ホヘ~、疲れた。。。

マジで疲れた。しばらく休憩を兼ねたパドリングで安全なところまで漕ぎ戻り、波風が穏やかになったので、釣り再開。

鯛ラバ落としてすぐにグーン!
鯛とかそんな良いのじゃないけど根魚でもウェルカム。
落としなおしたらググン!
じっくり巻いてから合わせを入れると

ビビン!ビビビビン!

これって、奴よね?



まさか、魚釣れた!って喜んでなんてないもん。
その後はお触りばっか。ちょっと離れたとこにいるなおさん、ふなさんは同じとこ流し直してるけど、まさか釣れてるなんてないでしょ。
潮目っぽいとこ行ったり、実績ポイントあたりをウロウロしたりするけど、結局さっきのエソ以外に魚の姿を見ることはなく、泥船のふなさんが浜に戻って行くのを見届けているとなおさんさんから終わりましょかと電話があり待望の納竿。

帰りは今後の為にもと牽引訓練。



うひゃ~、エンジンって楽だね~!
カヤック捨て・・・モゴモゴ。。。


上陸後、全員の結果発表。
ふなさん、お!もう一匹釣ってたか・・・。負けた?
なおさん、え?何でそんな釣ってんの?負けた。
Aさん、アオリはね、僕やってないもん!でも負けた。。


そらこれじゃね。




コカ・コーラ × 1本 500ml 






結果

○ボーズ


ひっさしぶりの完全○ボーズ。いや~、清々しいっす!
ま、翌日はクリスマスで外食するし魚あったら困るし、なんて。

とにかく釣れなかったけど、今回の荒れた状況は今の自分では限界。
でも油断大敵。たまたま運良く戻ってこれたけど、場合によってはもっと危険な目に遭っていたかも知れないし、猛省して今後に生かしたいと思う。
ソロ浮きしてなくても、周囲に仲間が見えない場所は要注意。
そしてライフラインの携帯。これは荒れてからの使用はなかなか難しい。どんどん流される場面でパドリングを一時中断して連絡ってのも結構怖い。そういった場合の対策も考えていこう。
そんな中でラダーの存在はありがたかった。パドリングがまだまだな自分。横からの波風で思うように艇をコントロール出来ない状況の中、ラダーの威力は大きかった。

何にしても今回は全く持って自分の判断が悪かった。
釣りたい!何とか一匹を!もしかしてあっちは・・・なんて目先の事ばかり考えて、荒れ出した事をわかっていながら、まあすぐにおさまるでしょ?なんて楽観視していたから。

やっぱり自然相手なんで、常に逆の考えを持って向き合うべき。






あまりに釣りの写真ないし、いつものコレ。



帰りの車内も日本の将来を憂うはずもなく、ある者は貧果を嘆き、またある者は消失したタックルを思い悲嘆に暮れ、絶望と失望の渦に引きこまれそうになりながら・・・でもこれは強ち嘘でもないな・・・ま、とにかく40前のおっさん二人低次元な話に花を咲かせ、ドッキングポイントで切り離し作業を終えお別れ。

さすがに一人なると貧果が堪える。それに家族に鯛を持って帰ってくる!と言ってきたし。
お!そやそや、そんな時には・・・ケケケケケ。

店員「○○○3匹、○○○3匹のお客様、お待たせしました~」

そして無事帰宅。

家族「うわ~!めっちゃ嬉しー!」








願わくば年内リベンジ!?
サンタさん、プレゼントなんていらないんで年末のお天気だけお願い!


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